applepie-vlogs

香港在住です。本や健康、たまに子育てのこと。

繊細チンピラ

繊細チンピラの傷つきますハラスメント。

「繊細チンピラ」という言葉は2013年に、ライターの 小野ほりでぃ さんが取り上げて広めた言葉だそうです。

  https://togech.jp/2013/09/12/3445

繊細チンピラとは、SNSにいる、一種のクレーマー。

彼女が例として出しているのは、テーブルの向かいに異性の姿が入っている料理の写真をアップした女性に対して「あなたの男がいるアピールがめんどくさい」と難癖を付けにくる人。

 

 また、会社にいくのに化粧をし忘れていたことを呟いた女性に対して「スッピンでもかわいいこととちょっとドジな自分をアピールしている」とやっかむ人などです。

 

また、例には挙げられていませんが、例えば、子供がいる芸能人が、子供との素敵な日常を投稿したことに対して、「まだ小さいのにこんなもの食べさせて」「こんな夜遅くに子供を外に連れ出して」「子供小さいのに遊びすぎ」などと嫉妬を込めてコメントする、なども含まれますね。

 

彼女はそういうクレーマーに対して、SNS名物「自分に欠けている何かを持っていることに無自覚な他人の発言を勝手に自慢と受け取って激昂する人」と言っています。

もし誰かが自分に欠けた何かを持っていることが少しも苦しくなかったら誰もそれを得ようと努力しない、苦しみたくなければその何かを得るか、自分の価値観を変える必要があるのよ。 その苦しみの解決を自分ではなく他人に任せようとすると、「幸せな人は幸せそうにしてるだけで不幸な私を傷つけるので一生黙っていてください」というようなクレームをしらみ潰しに繰り返すしかなくなるのよ。

 

人は自分の持っていないものを過大評価してコンプレックスにしてしまいがち、名誉にしろ、富にしろ、愛にしろ、それがない人はそれさえあれば幸せになれると思ってしまうのよ。 だからこそ名誉も富も愛も、大事なのよ。それさえあれば幸せになれるという大きな勘違いがある以上、何としてでも手に入れなければならないのよ。

 

「傷つくのでやめてください」の一言で自分の不快なものをこの世からなくそうなんて、暴力と同じなのよ。 だからこういうふうに弱者の立場を利用して意見を通す人に、畏敬の念を込めて「繊細チンピラ」と呼ぶのよ。

 

繊細な人というのはおおよそ、傷つくポイントが多い人というふうに考えることができるわね。 傷つくポイントが多い、ということを人のために利用すれば、同じくらい繊細な他人が傷つかないように特別に思いやることができるわ。 これは繊細さの良い側面よ。  

 

でも逆に、繊細な自分を傷つけないように他人に要求する輩もいるわ。 繊細な人が繊細でない人たちに自分を傷つけないように求めても、何に傷つくかわからない人を気遣う側は大変なのよ。 また、繊細チンピラの心理に関して以下のように付け加えています。↓ 例えば ハイキングを楽しんでるだけの人に、「何の当てつけだ」とカラんでる人がいるとするわね。 この人は本当はハイキングをしたいけど、仕事があって行けないのかもしれない。  

 

でも、本当に行きたいのなら仕事なんてやめてハイキングに行けばいいわ。 それでも仕事をするのなら自分がそれを選んだということよ。 自分の選択の責任を他の人に負わせることはできないわ。  

仕事を早く終わらせていればハイキングに行けたかもしれない。 あるいは、今すぐ仕事を放り出せばハイキングに行ける・・・  

 

それでもそういう選択肢を取れない自分の怠惰や、勇気のなさに対する怒りを他人にぶつけてしまうのが繊細チンピラなの。  

怒っている人というのは基本的に、自分の状況を整理できていない人だと憶えておくといいわ。 悲しすぎて受け止められない事実、自分の行動の自己矛盾、考えなければならない分からないややこしい事態に思考回路がショートすると人は怒るの。

と言っています。 

..... ほぼ引用ですが、私も繊細チンピラの傷つきますハラスメントが減っていくように願っています。

↓参加しています。 クリックよろしくお願いします にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村