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香港在住です。本や健康、たまに子育てのこと。

小説とか

 

本を読み終わって、感じることがたくさんあるけど、読後に、この作者が一番伝えたいことってこういうことかな?と思うことがありますよね。

確実にこの部分に違いない、という場合もあるし、なんとなく全体を通して、こんなようなことかな、という場合もあると思います。もちろん、言葉では言い表せない感情になることもあるし、もちろんつまらなくて途中で読むのやめてしまうこともあります。

 

2017年に出版された「フランス人は服を10着しか持たない」という本がありますね。

余談ですが私はあまり自己啓発本やビジネス書は好んで読まないのですが、この本の著者(アメリカ人)の感受性の豊かさや行動力は素晴らしいと感じました。

作中いくつかの主張がある中で、洋服なり家具なり、「生活の質を上げるということは、お金をかけなくても実現できるのだ」というようなことが書かれている部分があります。

例えば、高いブランド品のグラスじゃなくても、量販店で買った安いグラスでも、何年も壊れずにずっと使える場合が往々にしてあるよね、みたいなことだと思います。 高くて良質なものだけが良いと思い込んで、高いものや、不必要なものを買ったり、すぐに捨てるのではなくて、物を大事にしましょうよ、ということが書かれています。

心に響いたことが自分にとっての収穫なんだと思う。 上記のフランス人〜の本は後半に洋服のおしゃれのことが書いてあるけど、私はあまりおしゃれに興味がないので心に響かなかっただけ。

けど、本を読まずしてこの言葉をポンと言われても、実感が湧かないですよね。

へえ、そうなんだ。で終わっちゃう気がする。

作者が言いたいことを自分なりに理解できたら良い。 じゃぁ他の文章は無駄なのかと言えば、まぁ無駄なんだろうけど、不要ということじゃない。 他の文章がないと深く理解ができないと思う。 へえ、そうなんだ。で終わる。だから、作品すべてが大切なんだと思います。

 

 

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